【青春をありがとう】ダイヤのA act Ⅱ 完結
こんちゃす。
突然ですが、皆様は人生に影響を与えたマンガはありますか?
私は親の影響もありバクマン・ナルト・トリコなどジャンプ系の少年漫画をに強く影響を受けており、中でも中高は野球漫画をかじるように読んでいました。なかでもダイヤのAは一番好きで毎週楽しみ読んでました。
そんな高校野球漫画の金字塔ダイヤのAが先日(半年以上前)連載が終了し、この度最終巻が発売されました。
ダイヤのAは、高校野球の勝負・仲間・ライバルなどなど男のロマンすべてが詰まっており私にとってのバイブルといっても過言じゃありません。
また高校時代は寮生活だったこともあり、マンが読んだ後はモチベーションが高くなり夜遅くにもかかわらずよく自主練しに行ってました。懐かしい。(小中高と野球部)
そんなダイヤのAが完結し、私的に何か感謝を込めた恩返し的なことがしたいと思い、勝手に感想を述べていきたいと思います。
ダイヤのAについて
ダイヤのAとは主人公の沢村(1年)が東京の強豪私立青道高校の野球部に入り、仲間と共に甲子園を目指す王道高校野球漫画です。ダイヤのAでは沢村の1年生編を全47巻で、2年生編をダイヤのA actⅡとして全34巻で描いてます。
通常野球漫画のセオリーは主人公が
- 高校1年春から3年夏までの(2年半)
- 主人公の最後の夏の大会(半年)
- 1年の主人公が入り上級生の先輩と大会に挑む(半年)
の3つが勝手に多いと思っていたので、てっきり沢村が3年になるまで漫画が続くと思っていました。ところがダイヤのA actⅡは2年の夏の大会で終了しました。
沢村が3年の時の夏の大会まで連載を続けてほしかった気持ちも勿論ありますが、作者の寺嶋先生がTwitterやコミックスを通して書いていたメッセージを見て納得するしかありませんでした。
最終巻(act Ⅱ 【34巻】)あとがきにて、タイブレーク・球数制限といった時代ともに変化する高校野球を漫画のキャラクターたちの生意気・繊細さと織り交ぜて描く大変さに触れられていました。
きっと後5年10年すると高校野球ももっと進化し、漫画を描くのがより大変になると思います。なので、このタイミングで連載終了したのはいいタイミングだったのかもしれません。
私も6年前までは高校野球やていましたが、丸坊主でない高校が増えたり給水タイムが設けられたりなど、数年で高校野球は大きく変化しています。
なので、ダイヤのAはいったんここで終了し、あとは読者の心の中で沢村たちが生き続けるという選択はベストだったと思います。
加えて
- 週刊連載の過酷さ。
- 無理して話を進め、みんなの進路や人生を雑には決めたくなかった
といった作者の連載終了に対する考えも理解できます。
とりあえず寺嶋先生、16年に渡る長期連載お疲れ様でした。
さて、現在夏の全国高校野球大会の地区予選がいよいよ大詰めで、毎日のように地方大会決勝が行われています。今年の夏はどんなドラマが待っているのでしょうか。大会が待ち遠しいですね。
それと頭丸めて真っ黒になりながら白球を追いかけた夏からもう6年がたった事実に、時の流れに恐ろしさ感じています(笑)。
今年もきっと高校球児の皆さんから、感動や青春をおすそ分けしてもらうことでしょう。球児たちの青春に幸あれ。